留学2週間目にしてようやくブログ開設。小さいネイビーのモレスキンを持ってきたけれど、パソコンに書いたほうが早くて楽なのでデジタルに。アメリカに来てから2週間以上が経った。アメリカ。今年に入って足を踏み入れた日本以外の国としては5、6ヵ国目なので、外国に来たという高揚感が全くない。アメリカ北東部に来るのもはじめてではないということもあるかもしれないけれど、いずれにしてもこれは自分でもびっくりだった。イメージとしては、目的地であるボストン・ローガン空港にたどり着いたとき、やってやるぞ的な気持ちになるかと思っていたけれど全くなかった。そこらへんにある駅から東京メトロ千代田線に乗って、代々木上原まで出て美味しいご飯を食べられそうな、なんかそんな気分だった。

 

もう授業がはじまって2週目。やはり授業についていくのはとても大変で、先生が何を言っているかきちんと理解するのは今のところできないし、ノートにも何を書いていいのかわからずに、とても苦労している。授業後頭を下げて優しそうな女の子に頼んでノートを見せてもらったりもしている。「英語 突然 聞こえる」などと検索して、留学1ヶ月目で急に英語が完全に理解できるようになった!と書いている人の記事を探す。自分もすぐそういうふうになれる、とほんのり期待して自分を落ち着かせている。授業を受けていないときは、基本的に図書館にいる。予習や復習、宿題をしている。4階にお気に入りの席がある。(大きな窓に面していて、眺めがいい)授業に行って、図書館に戻ってくるという感じ。図書館が24時間開いていて助かっている。とはいえ一緒にご飯を食べて話す友達もいるので、いいバランスだと思う。彼らには本当に感謝。

 

こうした勉強ばかりの日々が特に嫌でもないのは幸いのことと思う。勉強が好きではないけど、外国の大学でもがき苦しんでいる自分を客観視するとちょっと面白いし、留学前に思っていた留学のイメージそのものなので、そうそうこれこれという感じ。なんでこんな英語できないんだろうと自分を責めることなく、かといって努力しないというわけでもなく、ゆっくりと、でもしっかりと順応していきたいと思う。

 

明後日からNYに行くことにした。さっきバスをとった。往復で35ドルほど。NYに住んでいる知人に連絡をして、泊めてもらえることに。できれば毎月NYに行けたらいいな、僕にとってとてもとても大事な街なので。ボストンは思っていたよりもずっと小さく、東京のあの賑やかさは一体どこから発生しているんだろうと不思議に思う(広告とか?)。NYでは知人とあったり、こちらの大学の友人も同じタイミングにマンハッタンにいるということで少し散歩をしたりするつもり。街を歩いて、大衆の中に溶け込む(溶け込んでいるフリをする)のがNYでの好きな過ごし方の一つ。あ、あと日本の友人も今週末マンハッタンにいるようなので、会えたらいいな。

 

日本にいる家族や友人もみな元気にしているといいな。